これはヴィンテージのスーヴェニアジャケット(スカジャン)で、いわゆるツアージャケットタイプのものです。襟付きで、リブは使用されていなく、袖口はドットボタン仕様、裾はゴムが使用された作りになっています。作られた年代は1960年代中頃ではないかと思うのですが、ちょっと自身がありません。
刺繍のデザインとしては特に凝ったものではなくシンプルですが、その分丁寧に仕上がっていて綺麗です。
別珍面の前側です。両胸には鷲、両袖には龍が色鮮やかに刺繍されています。
別珍面の後ろ側です。沖縄地図と守礼門、椰子の木という構成で、「OKINAWA」の文字は筆記体ではなくブロック体で刺繍されています。
当時の地名である「KOZA」(胡差)「SHURI」(首里)等が刺繍されているのが興味深いです。
胸の刺繍部分のアップです。
背中の刺繍部分のアップです。
右袖の刺繍部分のアップです。
左袖の刺繍部分のアップです。
ジッパーはHAMAのものが使用されています。HAMAブランドのジッパーは、1960年代のスカジャンに使用されているものがたまに確認されます。
このスカジャンはデッドストックで入手したため、襟元のサイズタグもそのままの状態で残っています。
サテン面の前側です。両胸に鷲が刺繍されています。
サテン面の後ろ側です。小振りの鷲が刺繍されています。
胸の刺繍部分のアップです。
背中の刺繍部分のアップです。